KENMA研究会とは

平成27年2月、(公社)砥粒加工学会に「研磨の基礎科学とイノベーション化専門委員会(略称:KENMA研究会)」が設置されました。本専門委員会では、「温故知新」の名言に倣い、研磨の歴史・ノウハウ・技術伝承の在り方を探り、そこから次代に向けた課題の明確化とその解決手法開発に取り組むことを目指します。

目標と運営要領

目 標

  • (1)

    研磨やCMP(Chemical Mechanical Polishing)の基礎科学を解明することを目的に、構成要素(研磨装置、研磨パッド、スラリー、コンディショナ)の影響分析を行うとともに、これらのインターラクションを科学する手法の開発とその標準化

  • (2)

    「温故知新」の名言に倣い、先端半導体デバイスを目下のターゲットとするものではなく、研磨の歴史・ノウハウ・技術伝承の在り方を探り、そこから次代に向けた課題の明確化とその解決手法の開発

  • (3)

    上記(1)と(2)をベースとして、研磨・CMPのさらなる高能率・高品位を具現し得るイノベーション化ツールの開発

  • (4)

    個別企業との共同研究を積極的に図り、企業の研究・技術開発を支援

  • (5)

    企業の新入社員向け基礎教育に貢献

KENMA研究会への想いと期待

目指すことは???

KENMA研究会が皆さまにとって、さらに運営する幹事メンバーにとって
(1) 新しいコミュニティの創造と発見の場
(2) M+F+PT(Multiple & Flat & Positive Thinking)の実現

が具現される研究会で在りたい、という想いと期待があります。

年会費制にしていない
理由は???

「専門委員会」としての敷居を設けず、参加されたいときに自由に参加してもらいたい、という想いがあります。
KENMA研究会では年会費制は採らず、その都度の会費制としているのも、このためです。

テーマ設定に対する
考え方は???

研究会のテーマ設定は「ホットな話題」というよりはむしろ、「現場主義」、もう少し踏み込んで書けば「幹事メンバー」が知りたい話題を重視しています。ですから、毎回の研究会で○○名は最低でも参加して欲しい、という想いや希望はありません。私たちの想いが皆さまが共有できるテーマであれば結果論として多くの皆さまにご参加頂けるでしょう、という考え方です。
是非、このような想いと期待を皆さまと共有させて頂くとともに「共感」を得て、一緒に楽しみ、上記(1)(2)のもとで運営できる研究会でありたいと考えていますので、より一層のご理解とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。

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